人民網日本語版 2020年1月17日(金) 18時10分
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湖北省武漢市衛生健康委員会は「15日0時から24時、武漢市で新型コロナウィルスが原因の肺炎患者の新たな発生は確認されず、病院で治療を受けていた5人の患者が治癒・退院、新たに患者1人が死亡した」と発表。
湖北省武漢市衛生健康委員会は、公式サイトで、「2020年1月15日0時から24時の間に、武漢市で新型コロナウィルスが原因の肺炎患者の新たな発生は確認されず、病院で治療を受けていた5人の患者が治癒・退院、新たに患者1人が死亡した」と発表した。人民網が伝えた。
新たに死亡が確認された患者は、熊という姓の男性で、年齢は69歳。2019年12月31日に発症し、2020年1月4日に病状が悪化したため武漢市金銀潭病院に移された。同院に転院した段階で、患者は重い心筋炎を患っていた(心筋酵素が正常値の20倍に達し、心電図に異常が見られた)ほか、腎臓機能の異常や複数の臓器にわたり様々な深刻な機能障害が確認された。胸部CT検査から肺線維症・胸水および胸膜肥厚が認められ、さらに肺結核と結核性胸膜炎が疑われた。1月15日午前0時45分、病院の懸命な救命処置の甲斐なく、この患者は死亡した。
現時点で、武漢市で確認された新型コロナウィルスによる肺炎患者は41人。このうち12人は治癒・退院、重症の5人が引き続き病院で治療を受けており、2人が死亡した。残りの患者は、病状が安定しており、全員市内の指定医療機関で隔離治療を受けている。追跡の対象となっている濃厚接触者は763人に上り、644人が医学観察をすでに解除され、119人が今もなお医学観察を受けている。濃厚接触者のうち発症した人は現時点では確認されていない。(編集KM)
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