「彼氏もいないんだし」と社長から休日出勤を命じられた女性の複雑な胸中―湖北省武漢市

Record China    2013年10月4日(金) 1時2分

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2日、勤務先の社長から「彼氏がいないから」という理由で休日出勤を命じられた女性従業員の寧さんは憂鬱(ゆううつ)な気分になった。資料写真。

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2013年10月2日、勤務先の社長から「彼氏がいないから」という理由で休日出勤を命じられた女性従業員の寧(ニン)さんは憂鬱(ゆううつ)な気分になった。楚天都市報が伝えた。

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寧さんは山東省出身の28歳。現在は湖北省武漢市にある企業で事務員と受付の仕事を兼務して働いている。過去の恋愛経験を引きずってしまってなかなか抜け出せず、同僚や友人から何度か男性を紹介してもらったものの、いずれもうまくいかずに終わってしまった。

9月27日、寧さんは会社の社長に呼ばれ、「国慶節(建国記念日)の連休にはどこへ遊びに行くの?」と聞かれた。彼女が頭を横に振り、「どこにも行かず、家でゆっくり休む予定です」と答えると、社長は「じゃあ、悪いが2日間休日出勤してくれないか。ちょっと急ぎの仕事があって、国慶節後に顧客に渡さなければならないんだ」と言われた。彼女が即座に反応できずにいると、社長はさらに「どのみち君には彼氏もいないんだし、家で1人で過ごすよりもオフィスに出勤した方がいいだろう。給料は通常時の3倍出すから」とたたみかけた。

これを聞いた彼女はひどい腹立たしさを感じたという。いくら給料が通常時の3倍だからって、他の人は皆休暇中なのに1人きりで空っぽのオフィスに休日出勤なんて、考えただけでやりきれない。「シングルというだけでこんなに差別されるなんて、思ってもみなかった」と憤慨している。(翻訳・編集/碧海)

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