Record China 2013年10月6日(日) 18時21分
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3日、中国で「天下第一灘」と称される美しいビーチ・北海銀灘が、近隣都市から出る生活ごみで埋めつくされているという。参考写真。
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2013年10月3日、英BBC中国語サイトは、中国・広西チワン族自治区北海市にある美しいビーチ「北海銀灘」が、ごみで埋めつくされるという環境汚染に直面していると伝えた。
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どこまでも続く白い砂浜と青く透明な海の景色から、かつて楊尚昆(ヤン・シャンクン)元国家主席が「天下第一灘」とたたえた北海銀灘。現在のビーチは、避妊具の空き袋やペットボトルなどさまざまな生活ごみでいっぱいになっている。清掃職員の男性によると、ごみが多すぎて観光客が砂浜に腰を下ろせない場合もあるという。
12年6月、中国の新華社は北海銀灘の深刻な環境汚染を伝えた。大まかな統計では、昨年1年間で北海銀灘から回収されたごみは約1800トン。今年は上半期ですでに約1200トンのごみが回収されている。海からわずか180メートルしか離れていない場所にごみ投棄場があるのもビーチを汚す主な要因の1つだ。
1984年に約11万人だった北海市の人口は現在100万人を突破しており、2020年には200万人に達する見込みだ。都市の拡大により生活ごみの量も格段に増え、その処理に行政は苦慮している。ごみ回収作業員として北海銀灘で働く66歳男性の月収は2000元(約3万2000円)ほど。この男性だけは「ごみ拾いは環境に良いだけでなく、私の財布や健康にも良い」と大量のごみにも顔をほころばせていた。(翻訳・編集/本郷)
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