アン・リー監督の最新作は3Dボクシング映画、モハメド・アリがリアルに登場―中国

Record China    2013年10月7日(月) 12時30分

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6日、台湾のアン・リー監督の最新作となるボクシング映画が、3D技術を駆使しリアルな感覚に満ちたものになるという。写真はアン・リー監督。

2013年10月6日、台湾のアン・リー(李安)監督の最新作となるボクシング映画が、3D技術を駆使しリアルな感覚に満ちたものになるという。新民網が伝えた。

今年の米アカデミー賞で、監督賞(「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」)を受賞したアン・リー監督。注目の次回作は「ライフ・オブ・パイ」と同じ3D映画で、ボクシングをテーマにした作品になる。ただし、タイトルやキャスティング、クランクイン時期などは未定だ。

脚本には「クィーン」や「ラストキング・オブ・スコットランド」で知られるピーター・モーガンの起用が正式発表されている。モーガンによると、映画は1960〜70年代のボクシング界を背景に、モハメド・アリとジョン・フレージャーという宿命のライバルにスポットを当てたもの。1975年9月30日にフィリピンで行われたタイトルマッチ15回戦の場面では、3D技術により「観客にかつてないほどの臨場感を与えたい」と語っている。

モーガンによるとアン・リー監督は同場面について、アリとフレージャーが実際に戦っている映像を織り交ぜ、リアルな感覚を追求したいという構想があるという。映画「フォレスト・ガンプ/一期一会(94年)」でトム・ハンクス演じる主人公が故ニクソン大統領と言葉を交わすシーンを連想させるが、同作から20年を経て映像技術も飛躍的に進化しているため、さらに臨場感あふれるシーンを提供できると語っている。(翻訳・編集/Mathilda

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