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6日、台湾の俳優チェン・ボーリンが台北市で、村上春樹氏の最新長編作「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」の座談会に登場した。
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2013年10月6日、台湾の俳優チェン・ボーリン(陳柏霖)が台北市で、村上春樹氏の最新長編作「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」に関する座談会に登場した。東森新聞網が伝えた。
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台湾にも熱烈な村上春樹ファンが多く、この日の座談会は抽選で10名に直筆サイン本が当たるということで、多くのファンが詰めかけた。コメンテーターとして出席したチェン・ボーリンによると、読書好きだが村上春樹本については過去に4作品しか読んでいない。このため、「正式には村上ファンとは言えない」と語っている。しかし、主人公が現在の懊悩と高校時代の体験との因果関係を追う「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」の読後感については、「非常に感慨深かった」と語っている。彼自身が高校時代から俳優業を始め、クラスメートと違う世界を持っていたことで、「主人公と共感できる部分が多い」という。
9年ぶりのドラマ出演作となった「イタズラな恋愛白書〜In Time With You〜」が高視聴率を獲得し、この中で演じた役名「大仁お兄さん」がボーリンの愛称になるほど。同作では、台湾最大のテレビアワード・金馬奨で最優秀男優賞にも輝いた。それから2年、映画「BBS住人の正義」でハッカー男、「変身」ではスーパーマンと、様々な役どころに挑戦してきたが、決定的なヒットにはつながっていない。最優秀男優賞を獲得後、さらに高みに上る突破口が見つからないという“金馬奨の呪縛”が、少なからずあることをボーリン自身も感じているという。(翻訳・編集/Mathilda)
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