<フィリピンバス人質事件>中国主席が香港長官と会談、中国が調査協力へ―香港紙

Record China    2013年10月8日(火) 8時0分

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7日、フィリピンのマニラで起きたバス人質事件から3年を迎え、香港政府トップの梁振英行政長官はこのほど、中国の習近平国家主席に対し「香港人犠牲者や被害者の遺族の要求を伝えた。習主席は中国政府関連部門との協調による解決を指示した」と明らかにした。

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2013年10月7日、香港紙・文匯報によると、10年8月にフィリピンのマニラで起きたバス人質事件から3年を迎え、香港政府トップの梁振英(リアン・ジェンイン)行政長官はこのほど、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席に対し「香港人犠牲者や被害者の遺族の要求を伝えた。習主席は中国政府関連部門との協調による解決を指示した」と明らかにした。中国新聞社(電子版)が伝えた。

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それによると、梁長官はインドネシア・バリ島で開かれたアジア経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせ、フィリピンのアキノ大統領と会談。同事件に対する遺族らの訴えを伝えたが、明確な回答は得られなかった。一方、香港商務経済発展局の蘇錦梁(スー・ジンリアン)局長は5日、フィリピンのデル・ロサリオ外相と会談。遺族からの謝罪や賠償など4項目の要求内容を伝えた。同外相は被害者家族に接触する意向を示したものの、具体的な時期には触れなかった。

香港の王永平(ワン・ヨンピン)前公務員事務局長は6日、この問題について、中国政府の支援があれば事態は進展するとの期待感を示した。(翻訳・編集/AA)

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