新大久保駅事故、韓国人犠牲者の母親が日韓関係改善を呼び掛け「息子も願っている」

Record China    2020年1月27日(月) 19時50分

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26日、韓国・聯合ニュースによると、01年にJR新大久保駅で線路に落ちた日本人男性を助けようとして犠牲になった韓国人留学生・李秀賢さんの母親が日韓関係への思いを語った。写真は新大久保駅。

2020年1月26日、韓国・聯合ニュースによると、01年にJR新大久保駅で線路に落ちた日本人男性を助けようとして犠牲になった韓国人留学生・李秀賢(イ・スヒョン)さんの母親が日韓関係への思いを語った。

李さんの死から19年を迎えた26日、李さんの母親であるシン・ユンチャンさんは新大久保駅に設置された献花台を訪れた。花を手向け、事故現場で手を合わせたシンさんは「きっと息子は韓国と日本の関係がよくなることを強く願っていると思う」と話し、日韓関係改善に向けた協力を呼び掛けたという。

日本に留学していた李さんは26歳だった01年1月26日、新大久保駅で線路に落ちた日本人男性を助けようとカメラマンの関根史郎さんと共に線路に降り、電車にはねられ死亡した。

この記事を受け、韓国のネットユーザーからは「私たちも日韓関係の改善を願っている。でも安倍首相の態度を見るとため息しか出ない」「秀賢さんの願いを叶えるためには日本の心からの謝罪が必要」「秀賢さんは日本でも韓国でも英雄だ。彼の願いが安倍首相に届きますように」など、日本に歴史問題への謝罪を求める声が上がっている。

その他にも「それでも日本不買運動をやめるわけにはいかない。今やめても韓国が日本の“カモ”になるだけで関係が改善されるわけじゃない」「韓国国民は日韓関係を良くするために不買で戦っているところだよ」などの声が見られた。(翻訳・編集/堂本

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