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8日、フォン・シャオガン監督の意欲作「Back To 1942」が、第86回米アカデミー賞の外国語映画部門に出品される。
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2013年10月8日、フォン・シャオガン(馮小剛)監督の意欲作「Back To 1942」が、第86回米アカデミー賞の外国語映画部門に出品される。中国新聞網が伝えた。
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香港からはウォン・カーウァイ(王家衛)監督の「グランド・マスター」、台湾からはチョン・モンホン(鍾孟宏)監督の「ソウル」の出品が早くから報道されていたが、中国からの出品作がやっと明らかに。中国映画界きってのヒットメーカー、フォン・シャオガン監督の「Back To 1942」が代表作品に選ばれた。
「Back To 1942」は、第2次大戦下の中国が舞台。1942年に河南省で発生し、300万人が死亡・避難した大飢饉を描くもの。チェン・ダオミン(陳道明)やチャン・グオリー(張国立)、シュイ・ファン(徐帆)ら豪華キャストに加え、「戦場のピアニスト」のエイドリアン・ブロディーと「ショーシャンクの空に」のティム・ロビンス、2人のハリウッドスターも出演している。
フォン監督映画の外国語映画部門への出品は、2010年「唐山大地震―想い続けた32年―」以来となる2回目。今年は76カ国・地域が参加し、出品数は過去最高に。日本からの出品作「舟を編む」などと肩を並べ、受賞を争うことになった。
大物スターを起用し、興業成績10億元(約158億円)超えも期待された「Back To 1942」。だが、意外にも数字は伸び悩み、最終的に3億6400万元(約57億円)に終わったことでも話題になった。興行的には失敗と見られる同作がなぜ選ばれたのかについて映画関係者は、「第2次大戦を扱った作品という点がポイント。選考は間違っていない」と語っている。(翻訳・編集/Mathilda)
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