中国・湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスの感染が拡大する中、中国の元NBAスターのヤオ・ミン（姚明）氏がSNSを通じて正しいマスクのつけ方を紹介する動画で、顔にちょこんと乗っている様子が「かわいすぎる」とネットユーザーを和ませている。

【その他の写真】

新型コロナウイルスは現在、中国だけでなく世界各地に拡散して猛威を振るっているが、元バスケットボール選手で、中国バスケットボール協会（CBA）のトップであるヤオ・ミン氏が今月26日、CBAの中国版ツイッター公式アカウントを通じ、感染予防を呼び掛ける動画を投稿した。

動画の中でヤオ・ミン氏は、まずマスクを取り出して顔につけ、鼻をしっかり覆って正しい使い方を伝授。さらに、「手洗いを心がけ、友人との集まりはなるべく行わず、不要不急の外出はしないように」「一致団結してウイルスを撃退しよう」と実直な口調で呼び掛けている。

ヤオ・ミン氏自身はとても真面目に語っているこの動画だが、身長228センチでかつては「歩く万里の長城」」などと呼ばれ、これに比例して顔の面積も人より広いヤオ・ミン氏が、小さなマスクをちょこんとつけている姿が愛らしいと、ネットユーザーの間で話題に。「かわいくてマスクにしか目がいかない」「これって、サイズの合わないマスクはするなという警告動画なの？」「重苦しい報道が続く中、すごく癒やされた」などと、動画にはヤオ・ミン氏のマスク姿に関心を示すコメントが多く集まっている。（Mathilda）