シルクロードの前に玉石ロードと青銅ロードが存在していた?専門家が指摘―中国

Record China    2013年10月15日(火) 5時53分

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12日、中国の専門家がシルクロードの前にすでに玉石ロードと青銅ロードが存在していたと指摘した。

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2013年10月12日、東西文明交流の重要な通路と歴史の証言として、シルクロードは学術界に関心を持たれ続けてきた。蘭州で開催された「シルクロードの文化サミット」で、専門家がシルクロードの前にすでに玉石ロードと青銅ロードが存在していたと指摘した。

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上海交通大学人文学院の葉舒憲(イエ・シュウシエン)教授は、中国の玉石の流通は8000年前にすでに現れ、相前後して北の玉石が南へ調達され、東の玉石が西へと伝わり、西の玉石が東へと輸送されたという三つの時期を経験しており、その中の和田玉が明・清の二つの時代に至るまで依然として河西回廊で盛んに取引された物資だったと紹介した。

葉舒憲教授は、1877年にドイツの学者・リヒトホーフェンが「シルクロード」の命名を提議し、西学東漸が「シルクロード説」を玉石ロードの真実の状況に埋もれさせ、ここ数年の考古学の発見でやっとそれが再び日の目を見ることになったのだと語った。

シルクロードの前には玉石ロード以外に、青銅ロードも存在していたという。中国社会科学院民族学・人類学研究所の易華(イー・ホア)研究員は、西アジア、中央アジア、東アジア間には西東文化が交流した青銅ロードが存在しており、中国西北部の斉家文化が青銅文化を西北から西南、東北、中原へと広めた中継ステーションだったと紹介した。(提供/新華網日本語版・翻訳/薛天依・編集/TF)

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