2013年10月14日、ドバイで有名なランドマークタワーとして知られるホテル「ブルジュ・アル・アラブ」がこのほど、英誌ウルトラ・トラベルによる今年度の世界最優秀ホテルに選出された。同ホテルの国籍別の宿泊客では中国人がトップだという。15日付で新華社が伝えた。

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英デイリー・テレグラフ紙の傘下にある同誌は毎年、全世界で最優秀の豪華な旅行会社、ホテル、航空会社、大型客船などを約50万人の読者の投票に基づいて選出する。今年はドバイ首長国のムハンマド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥーム首長が所有するホテル、ブルジュ・アル・アラブが頭角を現し、数多くの豪華ホテルを制して栄光の座に輝いた。

ブルジュ・アル・アラブは1999年に開業。高さ約321メートルで、建物上部にはヘリポートがあり、世界最高級の七つ星ホテルと称されている。ホテルの外観が優雅なアラビア帆船の形をしていることから、またの名を「帆船ホテル」とも呼ばれている。総客室数は202室、宿泊料は1000ドル（約9万8000円）からとなっており、最も高いロイヤルスイートは1泊2万8000ドル（約276万円）となっている。

ドバイの観光部門の統計によると、昨年同ホテルに宿泊した観光客の中では中国人が最も多かった。今年2月1日（旧暦1月1日の旧正月）には、春節期間に宿泊する中国人観光客を迎えるため、ホテル正面の外壁に赤いレーザーを使用して中国語で「2013蛇年大吉」との装飾が行われ、中国の芸術文字を使って「蛇」の字が飾られた。(翻訳・編集/碧海)