パクリ?偽造?靴にまさかの「性毛」表記=「恥ずかしい商品」誕生の内幕とは?―台湾メディア

Record China    2013年10月17日(木) 21時50分

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16日、台湾・東森新聞網によると、このほど台湾・台北に住む人が購入した日本ブランドをうたった靴に、日本語で「せいモう(性毛)」と表記されていたことが注目を集めている。

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2013年10月16日、台湾・東森新聞網によると、このほど台湾・台北に住む人が購入した日本ブランドをうたった靴に、日本語で「せいモう(性毛)」と表記されていたことが注目を集めている。

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ロゴには大きなワニと小さなワニの2匹があしらわれており、ネットでは日本の「母子鰐魚」の名称で知られているという。同ブランドは日本のVAL-INTERNATIONALという会社のものだといい、「日本では誰もが知っている」とうたわれているが、現地で日本語を教える日本人は「知らない」と答えた。日本・台湾両国の検索サイトでも調べてみたが、このような会社は見当たらない。

前出の日本語講師は、「おそらく『せいそう(清掃)』と表記したかったところを、『そ』と『モ』を間違え、『せいモう(性毛)』になったのだろう」と話した。表記の意味を知った購入者は「恥ずかしい!すぐに箱にしまう」と語っているが、ここで2つの疑問がわき上がる。

1.「このブランドは本当に日本のものなのか」

2.「日本のブランドだとするなら、なぜ表記ミスに気づかずに販売してしまったのか」

問題の靴を製造した会社を訪れると、担当者は「せいそう」という商標の使用を認める日本知的財産協会の証明書を見せ、パクリなどではないと強調した。

さらに話を聞くと、もともとこの会社は日本でネット販売を専門に扱う小さな会社で、とても有名と言えるものではなかった。「せいそう」の商標も、かなり前に台湾の会社に売却されたもので、日本人のチェックが入る状況になかったため、間違いに気付かなかったという。

この騒動に、ネット上では「製造会社が表示の誤りに気づいたからには、この“おもしろい”商品は今後入手困難になるだろう。買うなら今のうちだ」との意見が出ている。(翻訳・編集/北田

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