Record China 2013年10月18日(金) 18時2分
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18日、香港・中評社は、豪州シドニー大学中国研究センター主任で中国政治学教授のケリー・ブラウン氏が先ごろ発表した「凍った日中関係、日本政府は歴史を反省すべき」と題する文章を掲載した。資料写真。
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2013年10月18日、香港・中評社は、豪州シドニー大学中国研究センター主任で中国政治学教授のケリー・ブラウン氏が先ごろ発表した「凍った日中関係、日本政府は歴史を反省すべき」と題する文章を掲載した。
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現在の中国の言動を理解しようとするならば、中国の8年間にわたる抗日戦争の歴史を理解しなければならない。そして、これがなぜ日本が歴史を反省しなければならないかの答えになるだろう。日本はこれ以上、“帝国主義復活”を思わせる一連の行動を独断専行すべきではない。さもなければ、日中関係を発展させることは難しいだろう。
なぜ中国と日本の関係がこのように複雑になってしまったのかを明らかにしたければ、英国の歴史学者ラナ・ミッター氏の著書「抗日戦争:生きるために戦う(China’s War With Japan 1937―1945:The Struggle for Survival)」を読むと良いかもしれない。同著には、いまなお中国人に恐ろしい記憶を思い起こさせる日本軍の虐殺の歴史が記されている。
中国人にとって抗日戦争から結論付けられた唯一のことは、米国人は信用に値せず、欧州人は際限なく問題を引き起こすということだ。彼らは一貫して他国の利益を犠牲にして、自己の利益を確保してきた。同時に、中国の国力が脆弱な時期に、日本人は冷酷無比な行動によって中国をこの世から消し去ってしまおうとした。どのような国も中国が1937〜1945年に受けた苦しみを受けるべきではないのだ。
世界はこの暗黒の時代の中で前進を続けてきた。しかし、日本の帝国主義は依然としてアジアの歴史に暗い影を落としている。特に、中国国民の記憶からこれを取り去ることは難しいだろう。これこそ、日本と中国の関係が緊張し続けている原因であり、少なくともわれわれが生きている間はこの状態が続くだろう。われわれが中国の歴史的背景を理解しなければ、現在の中国の言動を正確に理解することは難しいだろう。(翻訳・編集/北田)
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