中国産上海ガニのカドミウム・農薬残留が発覚、安全な欧州産の需要高まる―台湾・香港

Record China    2013年10月20日(日) 21時12分

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18日、RFI中国語版は記事「問題だらけの上海ガニ、香港では欧州産のシェアが拡大」を掲載した。安全な上海ガニを求めて、香港ではドイツとオランダからの輸入が増えている。写真は上海ガニ。

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2013年10月18日、RFI中国語版は記事「問題だらけの上海ガニ、香港では欧州産のシェアが拡大」を掲載した。

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中国の秋の味覚と言えば、なんといっても上海ガニ。今年のシーズンもほぼ終わりを迎えた今、上海ガニの食品安全問題が発覚した。台湾当局は基準値を超過したカドミウムや農薬クロラムフェニコールが残留していたとして6トンもの上海ガニを廃棄処分とした。

安全な上海ガニを求めて、香港ではドイツとオランダからの輸入が増えている。現時点のシェアは5%程度だが、外食産業関係者は数年以内に20%を超えると予測した。上海ガニ、すなわちチュウゴクモクズガニはもともと欧州には生息していなかったが、船のバラストタンクに入って欧州に渡ったとみられる。現在では生息数が増え、ドイツでは生態を破壊する外来種として問題になっている。(翻訳・編集/KT)

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