中国全土におけるマスク生産能力の利用率が94%に―中国メディア

人民網日本語版    2020年2月15日(土) 18時30分

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12日現在、中国国内のメーカーが湖北省に送った医療用防護服は累計72万6700着に上った。写真は湖北省武漢市。

工業・情報化部(省)消費品工業司の曹学軍副司長は13日に行われた国務院共同対策メカニズムの記者会見で、「2月12日現在、中国国内のメーカーが湖北省に送った医療用防護服は累計72万6700着、医療用フェイスシールド・ゴーグルは累計35万8400個、陰圧救急車は累計156台、人工呼吸器は累計2286台、心電図モニターは累計6929台、全自動赤外線体温計は累計761台に上った」と説明した。

国家発展改革委員会産業発展司の夏農一級巡視員はマスクの生産拡大について、「2月2日以降、中国のマスク生産量が日に日に増加している。2月11日現在、全国のマスク生産能力の利用率はすでに94%に達した。現場の対策で早急に必要とされる医療用N95マスクは、生産能力の利用率が128%に達し、8の省(区・市)で100%に達しているかそれを超えている。N95以外の医療用マスクの生産能力利用率は106%に達し、10の省(区・市)で100%に達しているかそれを超えている」と述べた。

感染者が1000人を超えた重点省(区・市)では、医療用N95マスクの生産量がそれぞれ増加している。湖北省は1日あたりの生産量が2月2日の4万5000枚から11日の15万8000枚へと大幅に増加し、広東省は3万3000枚が4万枚に、河南省はゼロから1万4000枚に、浙江省はゼロから10万枚に増えた。全国の統一的な調整分配により、第一線で働く医療従事者の防護に必要な医療用マスクは十分に保障されている。(提供/人民網日本語版・編集KS)

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