Record China 2020年3月1日(日) 21時30分
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22日、環球時報はニューヨーク・タイムズの記事を引用し、封鎖された都市では配達員が希望を運んでくれているとする記事を掲載した。写真は武漢市。
2020年2月22日、環球時報はニューヨーク・タイムズの記事を引用し、封鎖された都市では配達員が希望を運んでくれているとする記事を掲載した。
記事によると、武漢市のように封鎖された都市では、フードデリバリーなどの配達員が外出できない人と外の世界とをつなぐ唯一の接点になっているという。新型コロナウイルスの感染が拡大する前は、こうした配達員はとるに足りない存在だったが、外出できない中で配達員は生鮮品や食事などを運んできてくれるため、いまや「英雄」と呼ばれていると記事は伝えた。
その上で記事は、今の状況の中での配達員は「危険で疲れる仕事だ」と記事は紹介。武漢市内で配達員をしている張(ジャン)さんは、朝に会社から支給されるマスクと消毒液を受け取り、仕事をしているという。毎日数十件の配達を行うのは、住民のニーズに応えるだけでなく生活のためでもあるため、疫病が発生しても仕事を続けていると語っている。そして、同僚と感染予防のための方法について情報交換をしており、エレベーターに乗る時は鍵を使ってボタンを押すなどを実践しているという。
張さんによると、新型コロナウイルスの問題発生後は、顧客の態度に変化が見られるようになったという。以前は顧客の多くが目も合わせようとせず、冷淡な態度だったが、今では「ありがとう」という人が増えたと述べている。しかし、こうしたわずかな交流もこの先はなくなると記事は指摘。武漢市では各居住区に「無接触配達ポイント」を設けるよう命令を出したためで、張さんも荷物をこの無接触配達ポイントに置いてくるだけになると記事は伝えた。(翻訳・編集/山中)
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