喫煙者はコロナウイルスに感染しやすい?専門家の警告に中国ネットは…

Record China    2020年2月20日(木) 5時40分

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19日、新浪新聞の微博アカウント・頭条新聞が「喫煙者はコロナウイルスに感染しやすい」と伝えたところ、中国のネットユーザーが反応を示した。資料写真。

2020年2月19日、新浪新聞の微博(ウェイボー)アカウント・頭条新聞が「喫煙者はコロナウイルスに感染しやすい」と伝えたところ、中国のネットユーザーが反応を示した。

頭条新聞は英紙デイリー・テレグラフの報道として、「喫煙率の高さは以前の重症急性呼吸器症候群(SARS)、中東呼吸器症候群(MERS)の症状の深刻化とも関連がある」との研究成果があること伝えた上で、英国の専門家が「喫煙者は慢性閉塞性肺疾患を患う率が高めで、この病気の患者は(今回の新型コロナウイルスなどの)呼吸器系の病気を患うリスクが比較的高い」と述べたことを紹介した。

また、頭条新聞は英紙の報道を紹介する映像メディア・梨視頻の動画を掲載しており、動画は「米中の研究者が新型肺炎の最初の8000例を対象に行った最新の分析結果」として、男性の方が重症化、死亡する可能性が高いことを指摘。「8000例のうち、61.5%の重症患者は男性で、4.45%の男性患者が亡くなった。女性患者の死亡率は1.25%だった」などのデータを示した上で、「原因の一つは喫煙量の多さだろう。世界保健機関(WHO)の最新データによると、中国の男性で喫煙する人は51.1%。女性はわずか2.7%だ。研究者は『男性が感染しやすい原因はまだ完全に分かっていないがSARS、MERSの症状深刻化と喫煙率の高さには関係がある』と述べた」と報じた。

動画によると、「喫煙は抵抗力に影響し、ウイルスや細菌に感染しやすくなる」との指摘もあったという。

これに対し、中国のネットユーザーは「だから男性の死亡率が高かったのか」「上の世代の人に禁煙してもらうのは難しいのに」などと反応。中には「たばこは吸わない、お酒も飲まないから、よく周囲にからかわれていたけど…。良かった」と書き込む人もいた。(翻訳・編集/野谷

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