「日本人は武漢頑張れと言ってるのに」、香港人モデルが苦言―中国メディア

Record China    2020年2月20日(木) 0時40分

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18日、中国メディアの環球網によると、中国・武漢で春節を迎えたモデルが、自身をバッシングするネットユーザーに「日本人でさえ武漢頑張れと言っているのに」と苦言を呈した。写真は武漢。

2020年2月18日、中国メディアの環球網によると、新型コロナウイルスに襲われた中国・武漢春節(旧正月)を迎えたモデルが、自身をバッシングするネットユーザーに「日本人までが武漢頑張れと言っているのに」と苦言を呈した。

日本人と比較して香港の一部ネットユーザーを非難したのは香港人モデルの胡●(●はさんずいに芷)喬。恋人と一緒に武漢を訪れた胡は新型コロナウイルスの感染拡大で、滞在先をそれまでのホテルから人の少ない郊外の村に変えたそうだ。

胡はその後の投稿で自身と現地の状況を報告し、村で見つけたマナー違反について「理解できない」との考えを示すこともあったが、それ以上に住民同士の助け合いに対する思いをつづった。「もう外出はできませんが、野菜がなくなったら隣の人に一声かければ畑からとらせてもらえます。自分が育てた落花生をみんなに分ける人もいたし、臨時病院の建設に参加する男性も少なくなかった」というエピソードも紹介したという。

だが、武漢の「封鎖令」が解除された後も周囲の人への配慮からすぐには香港に戻らないとした胡を、一部のネットユーザーは「香港に帰って来るな」などと攻撃。胡は「この世界にはいろいろな人がいる。今回の病気でさまざまな姿が見えた」「日本人までが武漢頑張れと言って、必要な物資を送っている。一方、香港人は悪意ある発言をし合い、人を傷付ける」とした上で、「こういう人たちは次の世代をどうやって教育するのだろう」と疑問を投げ掛けた。胡の投稿はネットユーザーの議論を呼び、「同じ気持ちです」「あんなコメントを気にすることはない」「武漢で体に気を付けて」といった励ましも見られたという。(翻訳・編集/野谷

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