Record China 2020年2月23日(日) 8時50分
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20日、中国紙・環球時報は、ロイター通信がこのほど、「東京五輪に向けて日本でトイレ革命が進行中」とする記事を掲載したことを紹介した。写真は日本のトイレ。
2020年2月20日、中国紙・環球時報は、ロイター通信がこのほど、「東京五輪に向けて日本でトイレ革命が進行中」とする記事を掲載したことを紹介した。
それによると、ロイター通信の記事は、「今夏の東京五輪を前に、日本各地に数百もの新たな公衆トイレが出現し、しゃがんで用を足す旧来の和式トイレは淘汰されつつある」とした。
その上で、江戸川大学の文化人類学名誉教授である斗鬼正一氏の話として、「トイレ改修計画は、1960年代から日本国民の精神に組み込まれるようになった清潔に対する理念と一致する」「日本は、国をきれいに整えることで、訪問者の目から見た『先進国』になることを望んでいる」と伝えた。
そして、「今年の五輪も例外ではない」とし、「日本政府の2016年の調査によると、日本の公衆トイレの約40%が和式だ。五輪開催中に観光客が東京以外の地域を旅行する可能性があるため、日本政府は、特に京都など観光客に人気のある市町村が公衆トイレを改修することを支援するキャンペーンを開始した。観光庁の統計によると、2017年度から2019年度に全国で計332の公衆トイレが改修された」と紹介した。
さらに、「日本のトイレ革命は、最先端の衛生環境を整えるだけでなく、『おしりたんてい』や『うんこミュージアム』に代表されるアニメキャラクターなどと融合したトイレ文化を育てている」「暖房便座や脱臭機能などハイテクが詰め込まれたトイレも注目を集めている」などと伝えている。(翻訳・編集/柳川)
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