中国 新型コロナウイルス感染症の抑制に国際的な責任を担う

CRI online    2020年2月20日(木) 18時55分

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20日までで、新型コロナウイルスによる感染症の中心地である武漢市が封鎖されてから29日間となりました。湖北省の状況は依然として深刻であり、現在、感染症による死亡者の96%と感染者の82%がここに集中しています。19日までの時点で、湖北省を除いて中国大陸部で新たに新型肺炎と診断さ...

20日までで、新型コロナウイルスによる感染症の中心地である武漢市が封鎖されてから29日間となりました。湖北省の状況は依然として深刻であり、現在、感染症による死亡者の96%と感染者の82%がここに集中しています。19日までの時点で、湖北省を除いて中国大陸部で新たに新型肺炎と診断された症例数は16日連続で減少し、治癒・退院した患者の数は合計で1万6千人を超えました。中国大陸部以外で確認された感染者数は患者全体の1%未満であり、死亡者はわずか3人です(2月19日までのデータ)。世界保健機関(WHO)は、「新型肺炎は世界的な感染症にはなっていない。これは、中国が断固かつ効果的な予防と抑制措置を取ってきたためだ」としています。

 1100万人の市民を抱える武漢市にとって、都市を封鎖するという措置はかつて議論の的となっていました。実際、町を閉鎖することは感染症の拡大を防ぐためだけのものであり、生命を救助するチャンネルは終始開かれています。今、中国の予防と抑制措置に賛同する声や、中国が世界のために犠牲を払っていることに気づく人がますます増えています。

 これについて、中国に駐在中のカナダのドミニク・ダルトン大使は「中国の措置を評価する。1100万人を抱える都市を封鎖して、その他の地域の市民を感染から守っている」と述べました。

 アメリカ疾病予防センターのアン・シュチャット首席副局長は「ウイルス遺伝子配列を非常に短時間で公開してくれた中国の科学者に感謝する。また湖北省に対して非常に厳しい措置を講じた中国にも感謝すべきだ。中国の措置は新型コロナウイルスが他の地域へ感染を拡大するスピードを遅らせた可能性が大いにあるだろう」と指摘しました。

 WHOのテドロス・アダノム事務局長は「中国は、根源から新型肺炎を抑制する措置を取ったため、多大な代価を払った。しかし、これは世界のために時間を稼ぎ、新型コロナウイルスが世界のほかの地域へ感染を拡大するスピードを遅らせた」と述べました。(提供/CRI

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