Record China 2020年2月23日(日) 19時0分
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新型コロナウイルスの感染拡大と闘う医療従事者からの声を聞いて、香港の俳優で映画監督のチャウ・シンチーが、中国国営テレビの番組内でエールを送っている。
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新型コロナウイルスの感染拡大と闘う医療従事者からの声を聞いて、香港の俳優で映画監督のチャウ・シンチー(周星馳)が、中国国営テレビの番組内でエールを送っている。
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湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスの感染拡大については、中国各地から医師や医療スタッフが現地に入り、懸命の活動を続けている。そうした中、四川省からの第一陣として早くから現地入りしている四川医療チームのリーダー、雷波氏がこのほどWeChat(微信)のタイムライン機能で、同じように現場で闘う人々へのエールを投稿した。
投稿の中で同氏は、自身が大好きな映画「チャイニーズ・オデッセイ」に出てくる孫悟空を例に挙げてエールを発信。防護服はあちこちを締め付けられ、空気も通らず非常に苦しいものだが、孫悟空の頭を締め付ける金輪の「緊箍呪」(きんこじゅ)と同じように、「いつか取れる日もくる」とし、それを迎える「勝利の日」まで闘おうと呼び掛けている。
「チャイニーズ・オデッセイ」は、香港のコメディーキングとして世界中で人気のあるチャウ・シンチーが主演した作品だ。国営テレビ・中央電視台(CCTV)の情報番組は21日、雷波氏の投稿を紹介し、さらに香港にいるチャウ・シンチーが中継で登場。「人の命を救うために、皆さんが“緊箍呪”をつけている姿は目にしている。皆さんは私にとってのヒーローであり、必ず無事で戻ってきてほしい」と激励のメッセージを送っており、現地で働く医療従事者を喜ばせるものとなっている。(Mathilda)
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