韓国大邱市でマスク求め長蛇の列、中国ネットも「間隔詰めすぎ」と感染に懸念

Record China    2020年2月25日(火) 21時10分

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新型コロナウイルスによる肺炎が感染拡大している韓国大邱市で24日、マスクを求める人々が数百メートルに及ぶ列を作った。

新型コロナウイルスによる肺炎が感染拡大している韓国大邱市で24日、マスクを求める人々が数百メートルに及ぶ列を作った。中国版ツイッター・微博(ウェイボー)でその様子が報じられると、多くのネットユーザーがこれに注目した。

韓国では、25日時点で833人の感染が確認され8人が死亡しているが、そのうち約半数を大邱市の宗教団体「新天地イエス教会」の関係者が占めている。この状況を受け、韓国政府は国民に221万枚のマスクを供給。うち141万枚を大邱市の慶尚北道地域に充てた。

24日、大邱市内の大型スーパー・Eマートの七星(チルソン)店が1人30枚限定でマスクを売り出すと、買い求める客らが長蛇の列をなした。現地の女性によると、朝9時ごろからすでに多くの人が列を作っていたという。しかし、この行列について韓国のネット上では「大勢の人が1カ所に集まると感染のリスクが高まる」といった懸念の声も上がった。

また、微博上では中国のネットユーザーから「なんだか見たことのある光景」「中国でウイルスの感染拡大が始まった当初にそっくり」といった感想が寄せられた。

このほか、「並ぶにしても間隔を詰めすぎでしょ」「でも、きちんと秩序を守って並んでいるのはすごい」「一人30個もマスクを買えるの?。在庫に余裕があるんだね」など、さまざまなコメントが見られた。(翻訳・編集/岩谷)

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