「最も空気がきれいな都市」三亜市に異変!=6日間連続の濃霧、住民「54年間で初めて」―中国

Record China    2013年10月29日(火) 10時49分

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28日、香港メディアは海南省三亜市が異常な濃霧に見舞われ、住民や観光客からは驚きと戸惑いの声が上がっていると伝えた。写真は今月25日の三亜市。

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2013年10月28日、参考消息網によると、香港メディアは海南省三亜市が異常な濃霧に見舞われ、住民や観光客からは驚きと戸惑いの声が上がっていると伝えた。同市は「中国で最も空気が澄んでいる都市の一つ」と言われ、日増しに大気汚染が悪化する各地から逃れるため、訪れる人も多い。そのため、濃霧によりリゾート地としての地位と名声を失うのではと懸念する人もいる。

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今月27日、香港のサウスチャイナ・モーニング・ポストは、今月26日までの連続6日間同市が濃霧に覆われたと報じ、住民の証言を紹介した。店を構えている男性は、「三亜市に54年住んでいるが、こんなに長く続く濃霧は初めてだ」と話し、中国のほかの都市と同じように、深刻な大気汚染に見舞われるのではと心配していた。

三亜市国土環境資源局は濃霧の原因について、「気候の影響や自動車の排気、広東省や隣接する都市から汚染物質が来ている」と説明した。一方、現地の気象部門は濃霧の拡散時期について予報を発表していない。(翻訳・編集/内山)

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