Record China 2020年2月27日(木) 6時0分
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中国メディアの観察者網によると、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、韓国のネット上に中国人へのヘイトスピーチ(憎悪表現)が見られることについて、ソウルの朴元淳市長が「慎むべき」と述べた。
中国メディアの観察者網は25日付で配信した記事で、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、韓国のネット上に中国人や中国同胞(在韓中国朝鮮族)へのヘイトスピーチ(憎悪表現)が見られることについて、ソウルの朴元淳(パク・ウォンスン)市長が「慎むべき」と述べたと報じた。
観察者網によると、朴市長は24日、韓国KBSのラジオ番組内で「感染症が発生すると、人々は特定の集団や特定の社会をスケープゴートにして攻撃するが、それは感染症を防ぐ姿勢ではない」とした上で、「ソウルで中東呼吸器症候群(MERS)が流行した時はとても深刻だったが、中国は韓国人を排斥しただろうか」と述べた。
観察者網はまた、これに関連し、ソウル市が11日、新型コロナウイルス拡散防止のために中国12都市に6億ウォン(約5600万円)相当の医療用物資を支援すると発表したことを紹介。朴市長がビデオメッセージで、MERSが流行した際に中国が支援してくれたことに謝意を示した上で、中国語で「武漢頑張れ」とエールを送ったと伝えた。(翻訳・編集/柳川)
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