Record China 2013年10月31日(木) 7時10分
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29日、韓国と中国は早くて来年7月から、中国漁船による黄海での違法操業取り締まりを共同で実施する。写真は福建港。
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2013年10月29日、韓国と中国は早くて来年7月から、中国漁船による黄海での違法操業に対する取り締まりを共同で実施する。朝鮮日報中国語版が伝えた。
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韓国海洋水産省は28日、「22日から3日間の日程で、中国の三亜市で韓中漁業共同委員会会議を行い、暫定措置水域において両国の漁業取締船が共同パトロールを実施することで一致した」と発表した。暫定措置水域とは『韓中漁業協定』で両国が共同管理することを定めた黄海(韓国名:西海)上の水域を指す。同海域では中国の漁船による違法操業が深刻化しており、韓国側が中国に対し共同で取り締まりを行うよう呼びかけていた。
中韓両国は今年6月27日に中国漁船による違法操業に対する共同取り締まり方針に合意していた。7月には海洋水産省の尹珍淑(ユン・ジンスク)長官が「年内に韓中共同で西海(黄海)での違法操業取り締まり案を実施したい」と語っていた。
海洋水産省のカン・ジュンソク水産政策室は「中国との協議日程が遅れ、共同取り締まりの開始も遅れている。今回の合意によって、中国漁船による無許可操業が解決されることを期待している」と述べた。
両国は来年初めの実務者協議で具体的な取り締まり開始時期や方法について話し合いを行う予定で、早ければ7月頃に共同パトロールが開始されるとみられている。(翻訳・編集/岡本悠馬)
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