国務院共同予防・抑制メカニズムは26日に北京で開かれた記者会見で、新型肺炎の流行で大きな影響を受けている飲食業や文化産業、観光業などに対して、関係部門はさらなるサポートを講じていくことを明らかにしました。また、国家スポーツ総局の担当者は、「北京冬季五輪の準備作業を確かな高いクオリティで、要求や時間通りに完成させる」と示しました。

　商務部サービス貿易局の冼国義局長は記者会見で、「『エリア、レベルに応じて、適切な予防・抑制』という原則に則って、リスクの低いエリアでは生産生活の秩序を全面的に回復させ、不合理な制限を取り消していく。また、中度のリスクがあるエリアでは、予防・抑制活動と操業再開を同時に推し進め、複数の人の集まりをできるだけ避けるようにしていく。さらに、ハイリスクのエリアでは、管理とコントロールを強化し、操業再開を徐々に進めていく」と述べました。

　また、経営難に陥った観光業の業者に対して、文化・観光部市場管理局の劉克智局長は、「観光サービス品質保証金を納め、観光業務経営許可書を受け取った業者には、保証金の8割を一時的に返却する措置を講じる」と明らかにしました。

　国家スポーツ総局経済局の彭維勇副局長は、「北京冬季五輪の準備作業は順調に進められている。組織委員会は予防・抑制措置を講じて、スタッフらの健康を確保しながら、統一管理や協調を強化して、関連する準備作業を推進していく」と示しました。（提供/CRI）