2020年3月1日、中国メディアの環球網によると、日本にある中国大使館は2月29日、日本が新型コロナウイルスの感染拡大を封じ込める重要な時期に入ったことを受け、中国政府が日本に防護服5000着とマスク10万枚を提供したことを明らかにした。

防護服5000着は2月27日、マスク10万枚は同28日にそれぞれ東京に到着したという。

中国大使館は、「新型コロナウイルス肺炎の発生以来、日本政府と社会各界が続々と、中国の感染症対策に援助の手を差し伸べ、さまざまな形で支持してくれたことを、中国国民は心に刻んでいる」「日本は新型コロナウイルスの感染拡大を封じ込める重要な時期に入った。中国は身につまされる思いであり、自国の感染症対策に努力するとともに、日本にできる限りの支援を提供したい」「中国と日本は一衣帯水の友好近隣であり、感染症に対して互いに助け合う運命共同体だ」「中国は引き続き、日本側の必要に応じてできる限りの支援を提供し、日本国民と手を携えて難関を乗り越える」などとした。

中国大使館は先日も、中国のBGIグループと深セン市マンモス公益基金会を通して、20日までにウイルス検査キットを日本の国立感染症研究所に無償提供したことを明らかにしている。（翻訳・編集/柳川）