日本人を隔離したいが言葉が通じない!60歳の警備員が救世主に―吉林省

Record China    2020年3月3日(火) 20時50分

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28日、中国の動画メディア梨視頻の微博アカウントは、吉林省で日本人に新型ウイルスの隔離措置を伝える際に、60歳の警備員が意外な大活躍を見せたと報じた。

2020年2月28日、中国の動画メディア梨視頻の微博アカウントは、吉林省で日本人に新型コロナウイルスの隔離措置を伝える際に、60歳の警備員が意外な大活躍を見せたと報じた。

記事によると、日本からの渡航者に対して14日間の隔離措置を打ち出している吉林省長春市で27日、日本から現地に戻ってきた日本人事業者に対して現地の社区職員が隔離について説明を試みるも、言葉が通じず難儀していた。すると、60歳のビル警備員・白常林(バイ・チャンリン)さんがさっそうとやって来て通訳を行い、問題が無事解決したという。

「救世主」となった白さんは20年前に日本に留学していたとのこと。関係者は「ビルには多くの日本人がいる。意思疎通を図る時にはいつも白さんを呼ぶ。とても助かっているよ」と語っている。

この件について中国のネットユーザーは「20年経って日本語を忘れないってすごい。自分なんて英語の試験に合格してから数年でみんな忘れちゃったよ」「やっぱり勉強はたくさんしておくべきだなあ」「20年前に留学できたってことは、なかなかの人物だろう」「インターナショナルな警備員だ。今年の労働模範に選ばれるかも」といったコメントを残した。

一方で、「今の時代、スマホのアプリを使えば翻訳できてしまうのではないか」との声も複数のユーザーから出ている。(翻訳・編集/川尻

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