Record China 2013年11月3日(日) 9時40分
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1日、タイのプーケット国際空港で中国人窃盗犯が活発に活動し、ショップや免税店を悩ませている。写真はプーケット。
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2013年10月30日、香港の英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、タイのプーケット国際空港で中国人窃盗犯が活発に活動し、ショップや免税店を悩ませている。中には免税店で窃盗行為を働いた後、飛行機に乗ってそのまま高飛びする犯人もおり、免税店と航空会社との間で犯人逮捕が重要か、フライト時刻の遵守が重要かなどが議論になっている。11月1日付で環球時報が伝えた。
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中国の複数の航空会社と空港運営企業やテナントが参加して29日に開催された会議では、空港で頻発する盗難事件に関しても話し合いが行われた。飛行機に乗り込んで高飛びしようとする犯人の逮捕について、航空会社側はフライト時刻が遅れることを恐れ、ガードマンも強制的な手段の採用を避けたいとの思いがあり、みすみす逃してしまうケースが発生しているという。
10月16日には、免税店から多くの化粧品を盗んだ中国人窃盗犯をガードマンが発見したにもかかわらず、逮捕できず帰国させてしまった事件が発生した。ガードマンが防犯カメラに記録されていた犯人の窃盗行為を発見した時には犯人はすでに機内に乗り込んでいたため、ガードマンは機内へ入ろうとした。しかし、機長がこれを認めず、乗組員に命じて盗難品を返還させただけで犯人をそのまま帰国させてしまった。
また、これ以前に発生したケースでは、機長はガードマンの機内への乗り込みを認めたものの、逮捕のためにフライトを遅らせることを拒否。犯人逮捕よりもフライト時刻の遵守が重要なのかという問題とともに、飛行機の離陸を止める権利が誰にあるのかという問題も提起した。
会議に参加した空港運営側の責任者は「保安上や安全に関する問題があれば、われわれには当然飛行機がプーケットを離れることを阻止する権利がある」と語り、犯人の高飛び防止のより良い方法を探すとともに、テナント側ともさらに突っ込んだ話し合いをしていく方針を示した。(翻訳・編集/HA)
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