Record China 2020年3月4日(水) 15時30分
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3日、中国メディアの人民網によると、中国江蘇省無錫市で紙幣のウイルス付着を疑った高齢の女性が電子レンジで加熱し、紙幣が真っ黒になるという出来事があった。資料写真。
2020年3月3日、中国メディアの人民網によると、中国江蘇省無錫市で紙幣のウイルス付着を疑った高齢の女性が電子レンジで加熱し、紙幣が真っ黒になるという出来事があった。
記事によると、江蘇省無錫市江陰市に住む李(リー)さんは先日、紙幣に新型コロナウイルスが付着しているのではないかと疑い、3000元(約4万6000円)余りを電子レンジで加熱して「消毒」しようとしたところ、大部分が黒焦げになってしまったという。
これを見て「非常に心が痛んだ」という李さんは、銀行に助けを求めた。すると銀行は、紙幣を鑑別し枚数を数えて確認し、新らしい紙幣に交換して李さんに返却した。
このニュースに、中国のネットユーザーから「これは心が痛むね。お年寄りだから分からなかったのだろう」「交換してもらえてよかったね。そうでなければこのお年寄りはどれだけつらい思いをしたことか」「ウイルス予防の意識は素晴らしい。ただ方法が間違っていただけ」などのコメントが寄せられた。
また、「私にはこういう心配はない。そんなにお金を持っていないから」「ウイルスが付着しているかもしれないと疑っている人は、私までお届けください」「紙幣を14日間隔離すれば使えるのでは?」など、冗談めかしたコメントや、「このニュースがなかったら、私も同じことをしていたところだ」というユーザーもいた。(翻訳・編集/山中)
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