Record China 2013年11月5日(火) 5時40分
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3日、中国新聞網は記事「中国環境保護部専門家:ほぼすべての汚染物質で中国は排出量世界一だ」を掲載した。経済成長の代価となった環境汚染だが、いまや対策が進められていると強調している。写真は2012年11月、南京の川。
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2013年11月3日、中国新聞網は記事「中国環境保護部専門家:ほぼすべての汚染物質で中国は排出量世界一だ」を掲載した。
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2日、北京大学で「中国と世界の環境保護40年フォーラム」が開催された。中国環境保護部環境計画院の王金南(ワン・ジンナン)副院長が出席、「中国環境保護40年の戦略的思考」をタイトルに講演した。
中国経済は過去40年間、驚くべき高成長を遂げた。しかしその成長は安価な資源、環境に依存したものであり、環境汚染という代価を支払うこととなった。汚染物質の排出量は急増し、いまやほぼあらゆる種類の汚染物質で中国の排出量は世界一を記録している。PM2.5をはじめ新たに注目を集めるようになった汚染物質もあり、ここ5〜6年は環境問題を要因とした暴動も多発している。
汚染を伴う経済成長を遂げた後に対策に取り組む。こうした中国の現状は恐れるべきものではないと王副院長は言う。真に恐れるべきは対策に取り組み始めてからも汚染を垂れ流し続けること、あるいは環境汚染が深刻化しても対策しないことだと説いている。
この40年で中国の環境保護対策はまったくのゼロから大きく前進した。現在、GDPの1.4%に相当する資金が汚染対策に投じられるようになったという。(翻訳・編集/KT)
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