中国の高齢者、2025年に3億人突破=急がれる高齢化対策―中国メディア

Record China    2013年11月7日(木) 18時9分

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4日、中国民政部の李立国部長は今月2日に開催された「2013年中国高齢者事業発展トップフォーラム」において、「中国は、高齢者人口が世界で最も多い国だ」と述べた。

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2013年11月4日、全国高齢者事業委員会の副委員長を務める中国民政部の李立国(リー・リーグオ)部長は、今月2日に開催された「2013年中国高齢者事業発展トップフォーラム」において、「中国は、高齢者人口が世界で最も多い国家であり、高齢者人口は今年2億人を突破し、2025年に3億人、2034年には4億人をそれぞれ上回る見通しだ。この状況は、中国の高齢化対策事業に厳しい課題を突きつけている」と述べた。新華社が伝えた。

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中国国務院発展研究センターの李偉(リー・ウェイ)センター長はフォーラムにおいて、「中国の高齢化は加速の一途を辿っている。中国が直面している高齢化情勢は、先進諸国よりもさらに厳しく、問題はより複雑であり、より多くの困難を伴っている」と指摘した。

李偉センター長は、「未富先老(富かになる前に老いる)が、中国が直面している最難関の問題といえよう。先進国が高齢化社会に突入した時点での国民一人当たりGNPは、大体5000ドルから1万ドル(約49万円から98万円)もしくはそれ以上だった。中国が高齢化社会に入った2001年、GNPはようやく1000ドル(約9万8000円)を超えたばかりで、2012年にやっと6000ドル(約48万8000円)を上回った。高齢化に対応するための経済的基盤があまりにも軟弱だ」と語った。(提供/人民網日本語版・翻訳/KM・編集/武藤)

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