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中国メディアの中国経済網は5日、「最適な入浴頻度は?あなたのやり方は正しいか」と題した記事を掲載した。資料写真。
中国メディアの中国経済網は5日、「最適な入浴頻度は?あなたのやり方は正しいか」と題した記事を掲載した。
記事は、「厳密な医学の角度から見ると、大多数の人は頻繁に入浴しなくても良い」とし、季節、年齢、仕事、環境の4つの項目において、条件ごとに適した入浴の頻度などを紹介した。
1つ目の「季節」について、記事は、「夏は一般的に気温が比較的高く、汗が盛んに排出される。そのため、毎日入浴して体の汚れを洗い流すのが望ましい。入浴すると乾いた暑さが緩和されたり、リラックスできたりして、さほど疲れていないように感じられる」とした。
そして、「冬は気温が低く、室内で暖を取るため、肌が乾燥する。そのため医師は、冬は入浴の段取りを変えて肌を乾燥から守るよう勧めている」とし、以下の手順を紹介した。
・入浴時間は短く、5~10分にする。
・熱いお湯とせっけんの代わりに、ぬるめのお湯と肌に優しいボディーソープを使う。
・ボディーソープの使用量は最小限にする。
・入浴後は体を軽い力で拭く。
・入浴後は体が乾き切る前に油性の保湿クリームを塗る。
2つ目の「年齢」について、記事は以下のように必要な入浴頻度の違いを紹介した。
・乳児期:毎日体を洗ってあげる必要がある。
・児童期:6~11歳の児童の入浴は数日に1回だけで良い。思春期に入ると、体を洗う頻度は人それぞれになるが、多くの人は毎日入浴するよう勧める。
・青年期:多くの青少年が頻繁にスポーツをする。激しい運動の後は必ず体を洗わなければならない。
・老年期:お年寄りは毎日入浴する必要はないかもしれない。肌を清潔に保つには、通常は1週間に1、2回の入浴で良い。
3つ目の「仕事」について、記事は「仕事の種類は必要な入浴の頻度に影響を与える」とし、「オフィス勤めで大部分を室内で過ごす人と、屋外で仕事をする人や肉体労働に従事する人では、必要な入浴頻度が異なる。前者は数日に1回の入浴で良いが、後者は毎日入るのが最も良い」と伝えた。
4つ目の「環境」について、まず、「入浴することで、肌に付着した細菌を取り除き、病気に感染するのを防ぐことができる」とした。
そして、「どれぐらいの頻度で体を洗うかは、肌質(乾燥肌または脂性肌)や暮らしている場所の気候によっても変わる。入浴後に肌がつっぱる場合は、肌が乾燥しすぎているということだ。入浴頻度が高いと、肌が痛んでしまう。そのため、体が健康であれば、特殊な仕事をしている人を除いて、入浴頻度は週に1、2回がおすすめだ」とした。(翻訳・編集/毛利)
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