2013年11月5日、韓国・朝鮮日報によると、韓国の軍人の間で化粧がブームになっていると報じた。化粧品各社が軍人向けのサービスを打ち出すなど、軍人が業界のお得意様になっている。人民網が伝えた。

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「男性は一生の間に3度化粧に取りつかれる時期がある。大学入学時、入隊時、就職時で、特に入隊時が最も著しい」。これが、韓国の若い男性の化粧ブームを言い表す最新のフレーズだという。

化粧品会社Biothermの担当者は、「2011年から軍人の顧客に限ったデータを取っている。売り上げは毎年110％の割合で増加している」と話す。また、フィリップスのマーケティング業務担当者は「軍人の中には化粧品マニアも多く、彼らは高価な商品を買い求める」と話す。

一部の軍人は、化粧品サイトに「どんなクレンジングクリームが良いのか」「皮膚の乾燥にヒアルロン酸入りの保湿化粧水は効果があるか」などの質問を書き込み、自分に適した化粧品を購入する。現在、軍人に最も人気が高いのは、日焼け止めクリームや脱毛予防シャンプー、オイルコントロールローション、フェイスパックなどだという。

男性化粧品専門ブランドLAB SERIESの担当者は「一般的な男性は商品を一つしか買わないが、軍人は3〜4個購入する。理由は自由に外出ができないということ以外に、ショッピングによってストレスの解消や心の安らぎを得たいと考えているからだろう」と分析する。

同社では、軍人の顧客に注目しており、軍人専用の「LS Army」制度を導入し、テレフォンカード進呈の入会特典や一定額購入の場合は無料で部隊まで商品配送するサービスを行っている。また、Biothermでは、「軍人セット」なるお試しセットを提供しているという。（翻訳・編集/HA）