北京が2022年冬季五輪に立候補=大気汚染が足かせに―中国メディア

Record China    2013年11月6日(水) 14時29分

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6日、新京報は、中国オリンピック委員会が北京市と張家口市が2022年冬季五輪大会の開催地に立候補すると明らかにしたことを伝えた上で、五輪招致における優位点とマイナス点を挙げた。

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2013年11月6日、新京報によると、中国の北京市と河北省張家口市が中国オリンピック委員会に対して、2022年冬季五輪大会の開催地立候補の申請を行った。同委員会は3日、国際オリンピック委員会(IOC)に申請の書面を送付。立候補申請は北京市の名前で行った。

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北京から北西約200キロに位置する張家口市は、充実したスキー場施設を備え、冬場の気温がマイナス10度前後で安定。夏季五輪開催経験のある北京はインフラ設備が整っている。中国オリンピック委員会は、立候補によって「中国の国際的な影響力が高まり、北京市と河北省の経済発展が進む」としている。

開催地は2015年7月31日に行われるIOC総会で決まる予定。五輪招致が成功すれば、北京は史上初の夏冬開催地となる。

◆五輪招致における優位点

北京市は2008年夏季五輪の競技施設を再利用でき、都市インフラも整備されている。スピードスケート用の競技施設を1カ所新規に建設するだけでよい。北京市は交通インフラが整備されており、北京と張家口を結ぶ高速鉄道路線の建設も年内に始まる。完成すれば北京市内から張家口の崇礼県まで1時間以内で結ばれる。

◆五輪招致におけるマイナス点

同一大陸で連続して五輪を開催しないという慣例がある。2018年冬季五輪は韓国の平昌(ピョンチャン)で開催される。北京の大気汚染もマイナスポイント。大気汚染を抑え、青空の下でアスリートが競技し、市民が生活できることを約束しなければならない。(翻訳・編集/NY)

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