朴大統領「日本との首脳会談で両国関係悪化も」―韓国紙

Record China    2013年11月12日(火) 9時28分

拡大

11日、韓国紙・朝鮮日報によると、韓国の朴槿恵大統領は、日韓首脳会談の実施について、「両国の国民は首脳会談を通じて両国関係が改善されることを期待している。良い知らせがなければ失望し、両国関係はさらに悪化するだろう」と述べた。資料写真。

(1 / 2 枚)

2013年11月11日、韓国紙・朝鮮日報によると、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領はベルギーの首都ブリュッセルで記者会見を行い、日韓首脳会談の実施について、「両国の国民は首脳会談を通じて両国関係が改善されることを期待し、良い知らせを待ち望んでいる。そうならなければ失望し、両国関係はさらに悪化するだろう」との見解を示した。環球網が伝えた。

その他の写真

朴大統領はこの日、欧州理事会議長のファン・ロンパイ氏との共同記者会見の席上、毎日新聞の記者から「従軍慰安婦問題をめぐり、安倍晋三首相と会談を行っていないが、どうすれば妥協点を見いだせると思うか」との質問を受け、上記のように答えた。

朴大統領は「韓国と日本の関係は未来志向で発展するべきだ」とした上で、慰安婦問題をはじめとする歴史問題について日本の指導者が「それは問題ではない。過去の問題にどんな誤りがあったのか」という態度を堅持するなら、首脳会談を行っても良い結果は得られないと述べた。

朴大統領はまた「日本の一部政治家が、慰安婦問題のみならず、他の歴史問題についても後ろ向きな発言をし、韓国国民を傷つけている」と指摘した上で、「首脳会談とは、トップ同士がただ会見するだけのものではない。国民感情をよく理解して初めて、会談を成功裏に終わらせることができる」とも述べた。(翻訳・編集/NY)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携