Record China 2020年3月10日(火) 11時20分
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9日、韓国・釜山日報によると、トッテナムの選手が自身のSNSに「旭日旗を連想させる動画」を掲載。動画の制作者はファンからの抗議を受けて謝罪した。写真は問題の動画のキャプチャ(右上)。
2020年3月9日、韓国・釜山日報によると、サッカーの英プレミアリーグのトッテナムの選手が自身のSNSに「旭日旗を連想させる動画」を掲載し物議を醸した。動画の制作者はファンからの抗議を受けて謝罪したという。
記事によると、トッテナムのDFセルジュ・オーリエは8日、バーンリー戦の前に自身のインスタグラムに試合日程を知らせる動画を公開した。しかし、掲載された動画の背景に描かれた赤い放射線状の模様が「旭日旗を連想させる」として韓国のインターネット掲示板を中心に拡散。韓国で旭日旗は日本帝国主義の象徴としてタブー視されている。動画はパリで活動するビデオクリエーターが製作したものだという。なお、動画は現在は削除されている。
その後、あるネットユーザーが動画制作者に「旭日旗はナチスのハーケンクロイツのような戦犯旗だ」「この問題を深刻に受け止めてほしい。オーリエにもDMを送ったが、彼は見ていないかもしれないから、あなたからオーリエに話してほしい」という趣旨のダイレクトメッセージを送った。すると制作者は「分かった。申し訳なかった。私は(旭日旗の意味などについて)全く知らなかった。ありがとう」との返信があったという。
ただ、韓国のネット上では「赤かったら旭日旗だけど、動画に使われたものはただの光のエフェクト」「特別連想させられなかった」「被害意識が強過ぎる」「こんなので抗議するなんて恥ずかしい」など、意外にも旭日旗には見えないという声が目立つ。
このほか、「そのうち扇風機も旭日旗とか言い出しそう」「そしたら起亜自動車のK7のホイールも旭日旗?」と皮肉混じりのコメントも寄せられている。(翻訳・編集/松村)
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