農産品販売に電子商プラットフォームが協力

CRI online    2020年3月9日(月) 23時30分

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新型コロナウイルスによる肺炎が中国で発生した後、一部の地方では農産品の売れ行きが停滞しました。国内の有名電子商プラットフォームは物流のルートを作り、流通のコストを低減させるなど、様々な措置を講じて手を差し伸べています。 「酥梨」は梨の一種で安徽省の名産品です。酥梨は豊作になった...

新型コロナウイルスによる肺炎が中国で発生した後、一部の地方では農産品の売れ行きが停滞しました。国内の有名電子商プラットフォームは物流のルートを作り、流通のコストを低減させるなど、様々な措置を講じて手を差し伸べています。

 「酥梨」は梨の一種で安徽省の名産品です。酥梨は豊作になったものの、疫病の影響で売れなくなりました。そこで、農家は活路を見出すため、中国IT最大手のアリババグループが運営するECサイト「淘宝(タオバオ)」が設立した農家支援プラットフォームに助けを求めました。「淘宝」はすぐにプラットフォームにある人気のネットショップと連絡して、梨生産農家を結びつけました。その結果、ネットショップ1軒だけで、30万キロの梨を売りさばきました。

 ネットショップを農家とリンクさせるほか、実店舗とネットショップを両方持つ有名な電気製品販売店「蘇寧易購」はスタッフを派遣して、農家自らがネットショップを開設できる方法を教えています。これまでに江蘇省塩城市の野菜9万キロ、江西省遂川県のタケノコ55万キロ、湖南省湘西のオレンジ50万キロ、甘粛省静寧のリンゴ5万キロなどの完売に協力したということです。(提供/CRI

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