Record China 2013年11月7日(木) 12時21分
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5日、中国新聞週刊網は、中国海軍の軍事演習区域に自衛隊が侵入した際に中国側が攻撃しなかった理由として軍事専門家の見解を掲載した。写真は中国海軍。
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2013年11月5日、中国新聞週刊網によると、中国海軍が10月24日から11月1日まで西太平洋で行った軍事演習区域に海上自衛隊の護衛艦と偵察機が侵入、3日にわたり高度な追跡、偵察、監視を行った。中国当局は、中国海軍が演習科目と行程の変更を余儀なくされ、演習計画に重大な妨害を受けたとして、数回にわたり日本側に警告を発し、同区域からの撤退を求めた。同時に外交ルートを通じて日本側に厳正な申し入れを行ったが、期待した成果は得られなかった。
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中国の軍事専門家によると、外国の軍艦や軍機が領海に侵入すれば、軍事演習の有無にかかわらず侵略行為となり、合法的に反撃を行うことができる。一方、公海はいずれの国にも属さず各国が使用可能だ。同氏は「中国海軍は公海上で演習を行っていたのであるから、他国が強行に侵入したとしても法律上は問題なく、反撃はできない」と指摘する。
同氏はまた「公海上での軍事演習に他国の軍艦や航空機が侵入すれば妨害行為または挑発行為とみなすことができる」とした上で、「どのように処理するかは当事国間の判断による」と指摘。「国際法では公海はいずれの国による支配下にもなく、すべての国の使用のために開放されている。公海上での軍事演習に外国の軍艦が侵入したため攻撃した例はかつてない」と説明した。(翻訳・編集/NY)
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