人が集まり危険、日本でチューリップ80万本刈り取り=中国ネット「花にしてみれば…」

Record China    2020年4月20日(月) 19時30分

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19日、中国中央ラジオ局の微博アカウントは、千葉県佐倉市で市民の密集状態を避けるため、満開となっていたチューリップ80万本をすべて刈り取ったことを報じた。資料写真。

2020年4月19日、中国中央ラジオ局の微博(ウェイボー)アカウントは、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、千葉県佐倉市で市民の密集状態を避けるため、満開となっていたチューリップ80万本をすべて刈り取ったことを報じた。

朝日新聞などの報道によると、同市にある佐倉ふるさと広場で、満開となっていたチューリップ100種類80万本が全て刈り取られた。市は、チューリップ畑が開放的で誰でも入れる状態であること、満開のチューリップが咲いたままではイベントを中止しても人が集まり「密」な状態ができてしまう恐れがあることなどから「苦渋の決断」を下した。

これについて、中国のネットユーザーは「チューリップからしてみれば、自分のせいではないのに責任を負わされたって感じだな」「花がかわいそうでならない」「80万本の花を、必要としている人に送る措置は取れなかったのか」「もったいない気はするけれど、ウイルス感染を防ぐためなら必要だ」「これは、人類に対する責任ある行動。ただ、花の処理はもう少しいい方法があったのでは」など、やり方に疑問を感じながらもチューリップの花を取ることには賛同しているようだ。(翻訳・編集/川尻

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