2020年3月10日、新浪新聞の微博（ウェイボー）アカウント・頭条新聞によると、新型コロナウイルス感染者の濃厚接触者の隔離施設として使用されていたホテルが倒壊した現場から大量の現金が見つかった。

記事によると、福建省泉州市の欣佳ホテル倒壊現場で10日、消防隊員が作業中に大量の現金などの貴重品を発見。公安機関に移され、金額が確認された。記事は具体的な金額を伝えてはいないが、映像には警察関係者が札束を数えている様子が映っている。

報道によると、10日16時50分（現地時間）の時点で62人が救出され、うち20人が死亡した。まだ9人が閉じ込められており、救助活動が続いているという。

これに対し、中国のネットユーザーからは「いかにして持ち主を探し出すかが問題だな」「いまだに現金を持ち歩いている人がいるのか」「フロントにあった現金だと思うが」といった声のほか、「まだ閉じ込められている人の無事を願う」といったコメントも寄せられた。（翻訳・編集/山中）