Record China 2020年3月20日(金) 18時20分
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新型コロナウイルスの流行について警鐘を鳴らした李文亮医師が2月7日、新型コロナウイルスによる肺炎で死亡したが、40日たった現在も追悼の声が相次いでいる。写真は武漢の医療従事者。
2020年3月19日、健康時報によると、新型コロナウイルスの流行について警鐘を鳴らし、公安当局に訓戒処分を受けた武漢市中心医院の眼科医師である李文亮(リー・ウェンリアン)氏が2月7日、新型コロナウイルスによる肺炎で死亡したが、40日たった現在も追悼の声が相次いでいる。李さんが生前に中国版ツイッター・微博(ウェイボー)に残した最後の投稿に対して、コメントが60万件に達した。
3月19日の中国政府の発表によると、武漢市公安当局は処分を撤回し、李文亮医師の遺族に謝罪することを決定した。
李さんは2月1日、最後となる投稿で「今日、核酸増幅検査で陽性反応が出た。結論が出た。ようやく診断が下された」とつづった。この投稿のコメント欄には毎日新たなメッセージが寄せられている。以下はその一部。
「勝利は目の前だ。聞こえましたか?」
「李医師、3月18日、武漢市での新型コロナウイルスの新たな感染者やその疑いがある患者はゼロです。うれしいですか?」
「李医師、医療隊が武漢から引き上げ始めました。あなたに一つ心温まる話があります。セルビア大統領が中国に援助を求めました。中国のネットユーザーはセルビア大使館のアカウントを見つけることができず、同国観光局のアカウントに、寄付したい旨を書き込みました。セルビア大使館に電話をした人もいました。そして今日ついにセルビア大使館のアカウントが開設しました」
「李医師、わが国の感染症は基本的に制御されました。どうかご安心ください」
「李医師、あなたが警鐘を鳴らして警戒を促したことに感謝します」
「春が来ました。しかし、あなたはすでに逝ってしまった。あの世でお元気に過ごされていることをお祈りします」
「李医師、防疫活動はすでに勝利を掴む段階に来ています。武漢大学の桜も咲きました。そちらから見えますか?私たちはずっとあなたを忘れません」
「いわゆる災難は大体このような物語だ。少数が犠牲になって、大多数の人々を救ってくれる」
「李医師はすでに逝去したが、多くの人々が健康で幸せに暮らすことを願います。決して世界に対して失望しないでください」(翻訳・編集/福田教利)
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