貧困脱却任務の目標達成へ 決意と自信変わらず=国務院

CRI online    2020年3月12日(木) 20時5分

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国務院報道弁公室は12日、貧困脱却に関する記者会見を開きました。国務院貧困扶助弁公室の劉永富主任はその際、「貧困脱却の堅塁攻略戦が差し迫っている。新型コロナウイルスの感染拡大により、明らかに影響を受けたものの、任務達成への決意と自信は変わらず、目標に向けてさらに力を入れていく」...

 国務院報道弁公室は12日、貧困脱却に関する記者会見を開きました。国務院貧困扶助弁公室の劉永富主任はその際、「貧困脱却の堅塁攻略戦が差し迫っている。新型コロナウイルスの感染拡大により、明らかに影響を受けたものの、任務達成への決意と自信は変わらず、目標に向けてさらに力を入れていく」と表明しました。

 劉主任によりますと、新型肺炎の発生が貧困脱却任務の実施に与えたダメージは大きく、感染予防と抑制のため、人的流動や物流が影響を受けました。多くの貧困家庭は出稼ぎによって生計を立てていますが、感染症の影響で、3月6日までに、職場に復帰した出稼ぎ労働者は1420万人で、昨年同時期の52%となっています。しかし、2月28日から3月6日までの一週間に300万人が仕事に復帰したため、今後の復帰人数に大幅な増加が見込まれています。また、貧困扶助商品や春節期間の観光市場も一定の影響を受けました。雲南省の切り花など、一部旬の農産物は数十億元以上もの損失が出たため、政府はこれから支援策を講じてサポートするということです。そのほか、貧困扶助プロジェクトの実施も影響を受けました。多くの貧困扶助プロジェクトは人々の交通、生産、飲用水に関わっており、村で実施されています。3月6日までに、3分の1の貧困扶助プロジェクトが着工し、今後もスピードをあげて実施していくということです。(提供/CRI

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