李克強総理は18日、欧州連合（EU）の政策執行機関欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長と電話会談しました。

李総理は、「中国が新型肺炎対応初期の頃、EUは慰問し、多くの物資を支援してくれた。現在、感染がEUで拡大している。中国はEUの境遇と困難を非常に理解している。感染抑制に国境はない。中国はEUの努力を支持し、EUが商業ルートを通じて医療物資を購入することに便宜を図り、国際協力も積極的に展開し、共に人類の健康を守りたい。また、EU各国にいる留学生を含む中国公民の安全と生活を保障するよう望む」と述べました。

ウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長はこれを受けて、「中国がEUの感染対応に提供した支援に感謝したい。現在、EUは依然として防疫物資が必要であり、中国の支援を引き続き望む。EUと中国は共同で感染抑制に取り組み、双方の良好な友情と協力を十分に示した。EU各国にいる留学生を含む中国公民に必要な保障と便宜を提供したい」と示しました。（提供/CRI）