日本での新型コロナ専門病院設置、日本の専門家「中国のようなことは無理」―中国メディア

Record China    2020年3月22日(日) 14時0分

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21日、環球網は、新型コロナウイルスの感染拡大をめぐって厚生労働省が各都道府県に専門病院の設置を求めたことについて、日本の専門家が「中国のような病院建設はまず不可能」との見解を示したと報じた。

2020年3月21日、環球網は、新型コロナウイルスの感染拡大をめぐって厚生労働省が各都道府県に専門病院の設置を求めたことについて、日本の専門家が「中国のような病院建設はまず不可能」との見解を示したと報じた。

記事は、20日時点で日本国内の新型ウイルス感染者が1000人を超えたと紹介。緩やかながらも新たな感染者が増え続ける中、厚生労働省が19日に各都道府県に対し、新型ウイルス感染者専門の病院や入院病棟を設けることを検討するよう要請したと伝えた。

また、同省が先日発表した最悪の場合の想定では、東京だけで1日に重症者700人を含む2万人超の入院が必要な患者が発生する可能性があるとされたことを併せて紹介している。

その上で、東京大学社会科学研究所の丸川知雄教授が20日に環球時報のインタビューに応じた際、中国でわずか1週間程度のうちに完成した「火神山病院」「雷神山病院」の日本版を前もって設置することを考慮したものとの認識を示す一方で「武漢では、短期間のうちに入院病棟の規模を拡張し、各地から大量の医療スタッフが集められたことが新型肺炎の感染拡大を抑える大きな要因の1つになったが、日本には中国ほどのスピードはなく、医療スタッフも現時点ですでに過負荷状態にあり、感染が深刻な場所に応援に行く余裕はない」と語ったことを伝えた。(翻訳・編集/川尻

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