韓国・朴前大統領に懲役20年、大幅に減刑された理由は?=韓国ネット「納得できない」

Record China    2020年7月10日(金) 17時20分

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10日、韓国・YTNによると、収賄や職権乱用などの罪に問われた韓国前大統領、朴槿恵被告の差し戻し審で、ソウル高裁は懲役20年の実刑判決を言い渡した。写真は朴前大統領を支持する内容の横断幕。

2020年7月10日、韓国・YTNによると、収賄や職権乱用などの罪に問われた韓国前大統領、朴槿恵(パク・クネ)被告(68)の差し戻し審で、ソウル高裁は懲役20年の実刑判決を言い渡した。懲役30年としていた2審判決より大幅に減刑された。5月に行われた公判で検察側は懲役35年を求刑していた。

記事によると、ソウル高裁は判決理由について「被告人は大統領として憲法上の責務を果たさず、国政に大きな混乱を招いた。国民は全体的に分裂と対立を深め、その傷は今も癒えていない」とした。ただし「被告人が個人的に取得した利得額はさほどないとみられる点は被告人に有利な情状」とし、「刑の執行が終了すると予想される時点での被告人の年齢も考慮した」と説明したという。

朴被告は2017年10月以降の全ての裁判を欠席しており、この日も姿を見せなかったという。

これに韓国のネットユーザーからは「自業自得だよ」「20年きっちり罪を償って出てきてほしい」との声が上がっている。

また、「10年も減刑された理由が納得できない」「30年でも足りないと思っていたのに」「何でこんなに寛大なの?だから裁判所は信用できないと批判されるんだ」など減刑されたことへの不満の声もあった。

一方で「過ちを犯したのは事実だけど、懲役20年に該当するほどの重犯罪だったかは疑問」「当時は批判していたけど、冷静に考えてみると朴前大統領は無罪だ」「朴前大統領がそれほど大きな罪を犯したとは思えない。当時、国民は今よりずっと豊かに暮らせていたのに」など朴前大統領を擁護する声も数多く上がっている。(翻訳・編集/堂本

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