東京五輪エンブレムをウイルスに、中国ネットでも非難噴出!「どうかしてる」「これ以上の厚顔無恥はない」

Record China    2020年5月20日(水) 12時0分

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日本外国特派員協会の月刊誌が、表紙に東京五輪のエンブレムとウイルスを掛け合わせたようなデザインを掲載したことに、中国のネットユーザーからも非難の声が噴出している。

日本外国特派員協会(FCCJ)の月刊誌が、表紙に東京五輪のエンブレムとウイルスを掛け合わせたようなデザインを掲載したことに、中国のネットユーザーからも非難の声が噴出している。

問題のデザインは、市松模様の五輪エンブレムの周囲に突起をあしらい、ウイルスのように見せたもの。月刊誌「NUMBER 1 SHIMBUN」4月号の表紙に掲載された。朝日新聞によると、デザインしたのは東京在住の英国人デザイナーで、「『いま、何が起きているのか』をインパクトある形で風刺的に描いた」「風刺には、権力に対して真実を語るという重要な役割がある」などと説明したという。

19日に会見を行った東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の高谷正哲氏は「(新型コロナウイルス流行によって)世界中で大きな被害がもたらされている中、多くの人々やアスリートの感情に配慮を欠いたもの」と強い不快感を示した。大会組織委員会は、このデザインが著作権侵害に当たると考えており、取り下げを求める要望書を送付したという。

この騒動が中国で伝えられると、中国のネットユーザーからは「どうかしてる」「これはもはやジョークでは済まない」「デザインした人間は何を考えているのか」「(相手を)尊重することこそが最低限の素養だろう」「欧米人の自由とはこういうことなんだ。無礼を率直とはき違える道徳レベル」など、批判の声が噴出。「これが風刺?傷口に塩を塗る行為だろう」「(日本より状況がひどい)英国の人間が日本の状況を風刺するとか、これ以上の厚顔無恥はない」といった声も見られた。

ウイルスのデザインをめぐっては4月22日、豪サウスウェールズ州の地元紙デイリー・テレグラフが中国国旗とウイルスを関連付けたデザインを掲載し、中国総領事館が抗議していた。(翻訳・編集/北田

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