IOC（国際オリンピック委員会）は現地時間22日に公式サイトで、「2020年東京五輪の計画を強化する」と発表しました。東京五輪の開催を延期するかどうかについてIOCは、4週間以内に関連討議を終えるとしています。

　IOCは、「現在、東京五輪の開催は板挟み状態にある。日本国民は五輪の聖火の到来を熱烈に歓迎している。これはIOCが主催国の日本に対する信頼を強化する一方、そのほかの国では新型肺炎に感染した患者数は急速に増加している。 IOCはこれらの複雑な状況に直面している中で、次の手を打たなければならない」と述べました。

　この日、IOCのバッハ会長は公式SNSで、東京五輪に参加する選手への手紙を投稿し、「前例のない危機の中で皆さんには一致団結してほしい」と示しました。（提供/CRI）