外交部の耿爽報道官は23日の定例記者会見で、中国国内の感染情勢の好転に伴い、引き続き自国の感染対策を全うすると同時に、援助を必要としている国に対してできる限りの支援を行っていく意向を示しました。

　さらに「中国の感染対策を支援した国に対して、必ずその需要に応じて返礼を行う。感染状況が深刻で、物資が不足している友好国、とりわけ発展途上国やアフリカ連合（AU）などの地域組織に対しては、できるだけの援助を提供していく」と述べました。

　耿報道官によりますと、政府間の援助の他、中国の地方政府と企業も積極的に行動し、感染状況が深刻な国に支援物資を提供しているということです。（洋、CK）