米国による責任転嫁は不道徳=外交部

CRI online    2020年3月23日(月) 23時50分

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近頃、米国側の感染対策における中国側の努力を否定する言論に対し、外交部の耿爽報道官は23日の定例記者会見で、「他人に責任をなすりつけようとする米国側のやり方は不道徳であり、無責任である。これは米国自身の感染対策に何も役立たないだけでなく、国際社会の協力にとっても無益なものだ」と...

近頃、米国側の感染対策における中国側の努力を否定する言論に対し、外交部の耿爽報道官は23日の定例記者会見で、「他人に責任をなすりつけようとする米国側のやり方は不道徳であり、無責任である。これは米国自身の感染対策に何も役立たないだけでなく、国際社会の協力にとっても無益なものだ」と指摘しました。

 報道によりますと、トランプ米大統領は20日と21日の記者会見で、「もっと早く米側に感染状況を知らせられたはずだ」と発言したということです。また、米国メディアの報道では、米国家安全保障会議が20日に各政府機関に対し「中国が感染情報を隠ぺいしたことで、世界的な大流行を招いた」というように対外発信で口をそろえるよう指示したことが分かりました。

 耿報道官は、「感染拡大が発生して以来、中国側は終始一貫して公開的かつ透明性と責任ある態度をもって、世界保健機関(WHO)、米国を含む関連国家と地域に感染情報を共有した。これは国際社会に十分認められていることだ」としました。さらに米国に対しては「感染症の政治利用や、中国に汚名を着せること、また他国を中傷することをやめ、自国のことを全うすると共に世界各国と手を携えて感染症に立ち向かい、全世界の公衆衛生上の安全保障に建設的な役割を果たすよう改めて促したい」との考えを示しました。(洋、CK)

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